どうも。小さく小さく勝ち続けている、FXトレーダーのうしおです。
今日はFX常勝にはかかせない、ブレイクアウトの鉄板パターンと、勝率を高める方法をまとめて伝授していきます。
がっぽり稼いでいきたいなら、ブレイクアウトを知らないでは済みません。
きっちり鉄板となるパターンを頭に叩き込んで、勝てる確率を上げちゃいましょう。
Contents
そもそもブレイクアウトとは?
2ヶ月前の僕にも言えることですが、ブレイクアウトと言われても、何のこっちゃわからないのが初心者というものです。
僕もFXの勉強をはじめて、2週間くらいは正直よくわかってないままでした。
まぁザックリ説明すると、相場のなかで重要だと皆が思ってるラインを超えていく動きのことです。
そして、ラインを超えて思っていた方向に相場が動いたら、そのいきおいに乗って稼いでいこうというのが、ブレイクアウトねらいという手法です。
なおブレイクアウトねらいの戦略では、そのラインは多くの人が意識しているラインかどうかの理解が、勝敗を左右します。
まぁそれがわかったくらいで勝てるほど、ブレイクアウトねらいが簡単でないのは体験済ですが・・・笑
ブレイクアウトねらいは初心者泣かせ
ブレイクアウトねらいはシンプルな戦略に思われがちですが、値動きはシンプルではありません。
なぜならブレイクアウトが意識されるラインというのは、多くのトレーダーがエントリーを考えるラインだからです。
そのためブレイクアウト付近では、突然予想外の値動きをすることも多いです。
また値動きの方向を見極めるのが難しいのはもちろんですが、それ以外にも「だましと呼ばれる初心者泣かせの値動き」が多発します。
ブレイクアウトのだましに引っかかると、あっという間に数十pipsほど値動きして、損切りラインに届いて大損することもしばしば・・・
だから、ブレイクアウトねらいは初心者泣かせと言われるわけです。
ブレイクアウトねらいで勝率を高めるためには?
ブレイクアウトの鉄板パターンを覚える
ブレイクアウトで鉄板と言われるパターンは、以下の4つです。
他にもあるのかもしれませんが、まずは王道パターンだけでも、完璧にマスターすることが大切です。
その1:ペナント(トライアングル)
三角保ち合い、三角持ち合いとも呼ばれています。
ラインを抜けた方向に大きく伸びていく可能性が高く、上に抜けるのか下に抜けるのか?
見極めが大切です。
高値が切りそろったような状態で、少しずつ安値が切り上がっているペナント状態は、ブレイクアウト後に上昇して買い方向に伸びていく傾向にあります。
逆に安値が切りそろったような状態で、少しずつ安値が切り上がっているペナント状態は、ブレイクアウト後に売り方向に伸びていく傾向にあります。
ちなみに三角形が小さくなっていく通常のペナントだけでなく、三角形が広がっていく逆ペナントと呼ばれる形もあります。
この場合もどちらにブレイクアウトするのか?ポイントを見定めてからエントリーしてくださいね。
その2:フラッグ
以下は上昇フラッグと呼ばれていて、下降トレンド中によく発生します。
下降トレンド中に発生した場合は、ブレイクアウト後に下落していく確率が高くなります。
その逆で以下の形は下降フラッグと呼ばれていて、こちらは上昇トレンド中によく発生します。
ブレイクアウト後は高値を更新して、買いの方向に伸びていきます。
その3:ウェッジ
ウェッジはペナントと似ていますが、高値と安値の両方が切り上がっているのが特徴的です。
以下は下降ウェッジと呼ばれていて、上昇トレンド中に発生することが多く、ブレイクアウト後に上抜けします。
ただしトレンドの天井付近での発生時は、ブレイクアウト後に下抜けして下落していくこともあるので注意が必要です。
以下は上昇ウェッジと呼ばれるパターンで、下降トレンド中に発生して、そのあとに下落することが多いです。
その4:レクタングル
以下のように、キレイに高値と安値で反発しあうレンジ相場を、ボックス相場ともいいます。
ここまでキレイな相場になることはまれですが、上と下で線を引いたときに意識されていそうなラインが見つかれば儲けものです。
上昇トレンド時に形成されていれば上に抜けやすく、下降トレンド時に形成されていれば、ブレイクアウト後に下抜しけやすい傾向にあります。
勝率が高そうな時だけブレイクアウトを活用する
常勝トレーダーを目指すなら、勝率の意識は大切ですよね。
もちろんいつも勝てるわけではありませんが、勝てる確率をたかめておくことは必要です。
ただでさえブレイクアウトは難しいので・・・・
というわけで初心者も覚えてほしい、勝率を高める方法を4つほど伝授します。
その1:まずは時間帯を意識する
ブレイクアウトは、値動きの激しい時間に発生しがちです。
よくあるのが欧州時間とニューヨーク時間の前半です。
具体的には17時~18時頃と、21時~23時頃です。
その2:もみあいが長いとブレイクアウト後の勢いが強くなる
ペナントでもフラッグでもウェッジでも、もみあいが長く続けば続くほど、ブレイクアウト後の勢いは強くなります。
逆にもみあいが短すぎる場合は、ブレイクアウトした後も大きな値動きはありません。
安値と高値の争いが長いほどねらい目になるので、レジサポラインを引いて待機しましょう。
その3:時間足の長いトレンドのブレイクアウトの方が勢いも強い
僕が意識しているのは、5分足と1時間足のブレイクアウトですが、ブレイクアウト後に大きく伸びるのは中期足の1時間足です。
デイトレードをするなら、1時間足でトレンドラインやレジサポラインを引いて、5分足を見ながらのエントリーがオススメです。
その4:ブレイクアウトのライン近辺でのもみあい時間が長い方がいい
ブレイクアウトをする付近で、もみ合いになった相場は、ねらい目方向に伸びる確率が高くなります。
逆に突然下落してブレイクアウトのラインを突破した場合。突然の上昇でブレイクアウトのラインを突破した場合は、成功率が低くなります。
こレを意識するだけでも、ブレイクアウトのだましに引っかかりにくくなりますよ。
その5:順張りトレードのサポートとして活用する
ブレイクアウトが難しいのは説明したとおりですが、だからこそ初心者でも勝ちやすい順張りトレードとのあわせ技は有効です。
まず第一に、僕は普段のトレードで明確なトレンド相場のであり、押し目買いや戻り売りのポイントをメインのエントリーポイントにしています。
なのでトレンド相場中に反発して、さらにもみ合いになってブレイクアウトした時は狙い目です。
もちろんブレイクアウトの方向性も大事で、ブレイクアウトする方向と、1時間足のトレンド方向があっている時のみエントリーしてくだしさい。
こうすることでだまし回避できるのはもちろん、勝率をかなり高めることができますよ。
僕のなかでは鉄板トレードのひとつなので、ぜひ活用してくださいね。
ブレイクアウトだけを根拠にエントリーしてはダメ
ブレイクアウトねらいでトレードすると、大きな利益をあげられる可能性はあります。
しかしブレイクアウトだけを根拠にエントリーしては、負ける確率をたかめます。
なぜならブレイクアウトにはダマシと呼ばれる、引っかけのような動きも多いからです。
そこで既にのべた通り、ブレイクアウトねらいは、トレンドにそった順張りやチャートパターン。
その他にもプライスアクションなどを根拠に、エントリーするのがオススメです。